ドイツ語圏文化セミナー95

文庫版発売&映画日本公開記念
帰ってきたヒトラー

森内薫×吉川美奈子×マライ・メントライン
必殺3人衆が語る。蔵出し!インサイダートーク

ヒトラーが突如現代に甦った!誰もがモノマネ芸人と思い込み、メディアを通じて瞬く間に人気者となっていくヒトラー。その先に待つものは―
2012年に発売されるや大反響を巻き起こし、ドイツで250万部を売り上げ、42言語に翻訳されたベストセラー小説『帰ってきたヒトラー』(原題: Er ist wieder da)。更に、2015年には映画化されて240万人を動員するなど、世界を騒然とさせた超問題作がいよいよ日本で公開されます!
そこで、4月に出版された文庫版と6月の映画日本公開を記念して、小説を翻訳された森内薫氏、映画字幕を担当された吉川美奈子氏、そして日本におけるドイツサブカル界の広報部長マライ・メントライン氏という、『帰ってきたヒトラー』をよく識る3人の必殺仕事人が作品の背景や取り巻く現象を語り尽くします。
翻訳談義からドイツのアニマルライツの実情まで?小説・映画をより楽しめるネタバレ御免の必聴トークライブ!皆様のご参加をお待ちしております。

小説『帰ってきたヒトラー』書影  映画「帰ってきたヒトラー」より 

【小説】
『帰ってきたヒトラー』(河出文庫)
ティムール・ヴェルメシュ著 森内薫訳
4月22日より好評発売中 
上下巻 各640円(税別)

【映画】
「帰ってきたヒトラー」(配給 GAGA)
6月17日(金)から全国順次公開
TOHOシネマズ シャンテ 他

  ©2015 Mythos Film Produktions GmbH & Co. KG Constantin Film Produktion GmbH Claussen & Wöbke & Putz Filmproduktion GmbH
   日時:2016年6月25日(土) 14時 開場 14時30分 開演(17時 終了予定)
   会場:
拓殖大学 文京キャンパスC館 C-304教室 
   会費:(公財)日独協会会員1,000円 その他 1,500円
   定員:150名様
 
   申込方法:    件名を「6月25日トークイベント参加申込」とし、
                     ①申込人数 ②全員分のお名前(フルネーム) ③会員/一般の区分
                     ④電話番号 ⑤メールアドレス(Faxの方はFax番号)
                     を明記の上、メールまたはFaxにてお申し込みください。
   申込窓口: (公財)日独協会 E-mail: event@jdg.or.jp  Fax: 03-5368-2065

   ※ お申し込みは先着順での受付となります(定員に達し次第、期間内でも受付終了となります)
   ※ 会費は当日会場にてお支払い頂きます
   ※ やむを得ずキャンセルされる場合には、お早目にお知らせください

  マライ・メントライン氏
 必殺ドイツ人(にん)
 マライ・メントライン

ドイツ、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州キール出身。NHK教育 『テレビでドイツ語』 出演。早川書房『ミステリマガジン』誌、ドイツ大使館文化サイト『Young Germany』等でドイツ文芸・映像作品の紹介エッセイを執筆。東京ドイツ文化センター(ゲーテ・インスティトゥート)で文化イベントの企画運営を行うほか、来日作家・アーティストの通訳や、ドイツマスコミ記事の翻訳に従事。 


ドイツ人として本作に関わりを持つ場合、不可避なのが「ドイツ人はこの作品に接してどう感じるのか?」という関心への対応です。それはすなわち、現代ドイツ人の内面にヒトラーがどう位置づけられているのか? というテーマの解析と説明にほかなりません。
ドイツ人の対ヒトラー感情は激しく、複雑で、そして矛盾に満ちています。正直、今なおちゃんと片付いていないままネタになり続けている感があります。しかしその状況には、人間や社会のコアな原則や心理が色々と垣間見えます。
今回のトークイベントでは、その概況についてお話しする予定です!
  

  森内薫氏
 必殺翻訳人=森内薫

翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒。2002年から6年間ドイツ在住。主な訳書に『ドイツ国防軍兵士たちの100通の手紙』(河出書房新社)、『ヒトラーのオリンピックに挑んだ若者たち』(早川書房)、『脳科学は人格を変えられるか?』(文藝春秋)など。 


「原作とはけっこう違うらしい」と噂に聞いてはいましたが、日本での試写を見て「そういうことか!」と膝を打ちました。たしかにけっこう違うけれど、でも、原作の翻訳者として大満足な出来です。最初には笑い、最後には深く考えさせられます――。読んだあとや観たあとに感想を語りあいたくなるこの作品について、今回、必殺字幕人の吉川美奈子さん、必殺ドイツ人(どいつにん)のマライ・メントラインさんとともに語れるのは、私にとって望外の喜びです。必殺翻訳人の柄ではない私ですが、原作の翻訳に関することや映画を見て考えたことなどをお話しできればと思います。映画をご覧になった方もこれからの方も、どうぞご参加ください。 

  吉川美奈子氏
 必殺字幕人=吉川美奈子

ドイツが舞台の漫画にはまり、大学でドイツ語を専攻。卒業後は在独の日系金融機関で雑用係として働く。紆余曲折を経て字幕翻訳の世界へ。主な作品は「ハンナ・アーレント」「あの日のように抱きしめて」「コッホ先生と僕らの革命」「ヒトラー暗殺、13分の誤算」など。
ブログ:ほにゃく犬の字幕ほにゃく日記 


「帰ってきたヒトラー」の翻訳書が出版された際、マライさんと翻訳者の森内さんのトークイベントを拝聴し、その刺激的な内容にえらく興奮しながら家路についたのが昨日のことのように思い出されます。あれから2年。今度はその原作が映画化されました。「字幕翻訳者はあくまでも黒子で、決して目立ってはいけない」と常々思っているのですが、お2人と映画や原作の話ができると伺い、ついついしゃしゃり出てきてしまいました。あいにく必殺技は持ち合わせていないのですが、楽しくディ~プなひとときを皆様と一緒に過ごすことができましたら幸いです。 

!本イベントは政治活動を目的とするものではありません。そういった目的でのご参加は固くお断りいたします