ドイツ語圏映画サークル
テーマ:「東京物語」と「Kirschblüten-Hanami」に見る家族の絆とは
小津安二郎監督の傑作「東京物語」(1953年)は東京に暮らしている子供達を訪ねる老夫婦を描いています。大都会のリズムに慣れきった子供達は忙しすぎて両親を構ってくれませんが、戦死した息子の未亡人が彼らと時間を過ごします。穏やかなヒューマンドラマは詩的な映像を用いて戦後の経済発展による伝統的な家族の崩壊を描いています。一方、ドイツ人監督ドリス・デリエの「Kirschblüten‐Hanami」は「東京物語」へのオマージュで、都会に住む子供世代と田舎に住む両親世代の隔絶というモチーフを取り上げており、最後には舞台が日本に移ります。
今回の映画サークルでは、それぞれの映画の代表的なシーンを取り上げ、映画の内容や背景をディスカッションし、2本の映画を比べましょう。家族の絆は、小津の映画とデリエの映画でどのように描かれているのでしょうか?
※ 当日取り上げる映画はそれぞれオリジナル言語バージョンでの紹介となります。
日時:
2015年3月14日(土曜日) 15:00~17:00 (開場は14:30)
場所:
日独協会セミナールーム (地図)
住所:東京都新宿区信濃町18 マヤ信濃町2番館
定員: 30名程度 ※事前申込制
参加費: 無料 ※よろしければ資料や茶菓子程度のご寄附をお願いいたします。
申込方法: メール(
jdg@jdg.or.jp )、お電話( 03-5368-2326
)にてお申込ください。会員の方はイベント名、お名前、会員番号を、一般の方はイベント名、お名前、連絡先(メールアドレスと携帯電話番号)をご連絡願います。
※ 万が一キャンセルされる場合は、事前にご一報願います。キャンセル待ちの方がいらっしゃる場合はそちらにお席を譲らせていただきます。