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ごあいさつ

 president
 公益財団法人 日独協会
 会長 東原 敏昭

 会員の皆様には、平素より当協会に格別のご厚情 を賜り心から御礼申し上げます。2022年5月24日に開催された理事会において、会長に選任され、19年間在任された古森会長のあとを引き継ぐ形で就任いたしました。創立111年の伝統ある本協会で、その責務の重大さを痛感すると同時に、全力で誠実に職務を全うする所でございます。

 古森前会長はじめ、これまでの会長、役員、諸先輩、会員の皆様のご尽力により、当協会が健全に発展してこられましたことに改めて深く敬意と感謝の意を表したいと存じます。
 現在、日独両国は自由と民主主義の価値観を尊重し、経済、文化・芸術をはじめ幅広い分野において良好な関係を築いてきました。2022年4月末に初訪日したショルツ首相も日独パートナーシップを強化し、日独関係を質的にさらに発展させると、コメントされました。

 私の勤務する日立グループにおいては、社会インフラを高度化する事業をグローバルに展開しております。私は 2年間、デュッセルドルフ近郊のデュイスブルク市にある日立パワー・ヨーロッパ社プレジデントとして勤務しました。今後はドイツと、デジタル化や脱炭素などの分野で協力を深めたいと考えております。

 私は、日独間の良好な関係強化の礎となるのは、市民レベルでの国際交流・文化交流の促進であると考えております。日本人がドイツで円滑かつ活発に活動するには、日独両国の市民レベルでの交流が如何に大切か、ドイツに勤務した2年間で身を もって実感いたしました。
 日独協会は今後も多くの会員や日独関係者による民間交流を促進してまいります。今後、経済・社会・文化・学術分野での多岐にわたる活動によって、両 国の絆が一層深まっていくものと確信しています。これからも、役職員一同新たな日独交流の飛躍をめざして努力していく所存でございます。会員の皆様のさらなるご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。