懇談会サロン
懇談会サロンは、原則毎月開催します。その時々の日独のトピックス、問題等をテーマにします。協会への提案、アドバイスもお話いただける談論風発の会にしたいと考えています。
10月のテーマ:カント生誕300年―カントの思想に見る近代ドイツの精神と理念、その影響と課題―
ドイツ(プロイセン)を代表する哲学者、イマヌエル・カントが生誕して、今年で300年となります。日本およびドイツでも新聞や雑誌で特集が組まれ、各地でイベントが開催されています。カントはしばしば近代的思考を基礎づけた1人とみなされますが、同時にドイツの精神、理念を象徴する哲学者であるとも言われます。また明治以降の日本の思想家や文筆家たちに大きな影響を与えた哲学者でもあります。本講演では、カントの思想の一部をわかりやすく解説し、カントの思想を通じてドイツの精神、理念とは何かを考察し、その現代的な意義と課題について、皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。
講師:大森一三 先生(文教大学国際学部准教授)
日時:2024年10月28日(月)18:00~19:30 申込期限:10月25日(金)
会費:無料
定員:24名
場所:日独協会会議室 (会場までの地図)
世話人:木田 宏海 理事
申込み:お名前、会員の方は(公財)日独協会の会員番号、連絡が必ず取れるメールアドレス、電話番号を記入の上、世話人の木田理事までメールでお申込み下さい。
申込先(木田理事)メールアドレス:hi-kida(a)aurora.ocn.ne.jp ※(a)は@に書き換えて下さい。
過去開催テーマ
2024年9月9日 | マルティン・ルターの仕事・思想・影響 | 江口再起先生 |
2024年7月8日 | インダストリー4.0:AIとデジタル化が生み出す日独産業の未来 | 尾木蔵人氏 |
2024年6月24日 | ドイツにおける動物行動学と動物心理学、と私 | 渡辺茂氏 |
2024年5月20日 | ドイツで取得した博士号(Promotion)と教授資格(Habilitation) | 江村牧人氏 |
2024年4月15日 | ドイツの産業を支える研究・人材政策 | 永野博氏 |
2024年3月18日 | 聖書考古学とパレスティナ/イスラエル | 山野貴彦先生 |
2024年2月26日 | 日本と西洋の芸術に表現された<死後の世界> ー鎌倉時代の仏教説話画とドイツ中世の版画の比較を中心に | 青山愛香先生 |
2024年1月15日 | 私の経験した連邦首相―シュミットからショルツまで | 八木毅 大使 |