ドイツ語圏文化セミナー175
「魔術の世界クリスマスマーケット ー中世ドイツから現代へー」
日本でもすっかり冬の風物詩となったクリスマスマーケット。
でも、その起源がキリスト教の宗教行事から生まれたと思っていませんか?
本イベントでは、その源流を中世ドイツにさかのぼり、宗教的な祭典とは一線を画す「魔術的で商業的な」古のマーケットの姿を見ていきましょう。
そこには、現代とは少し違う“不思議なクリスマス”の世界が広がっているはずです。
やがてその市場はいかにして今日の“クリスマスマーケット”へと変わっていったのか?
鍵を握るのは、あのクリスマス菓子「シュトレン」かもしれません。
そして、クリスマスツリーに込められた“魔術的な意味”とは?
ドイツ観光局広報マネージャーであり、X(旧Twitter)の人気アカウント「ドイツ幻想風景」の中の人でもある 大畑悟さんによる解説で、現代のマーケットに脈々と受け継がれ、密かに息づく、クリスマスという祭りの「魔術的な要素」に迫ります。
第1部:クリスマスマーケットの魔術と歴史
講師:大畑悟 氏
Ⅰ. クリスマスのお祭りの起源
Ⅱ. クリスマスマーケットの誕生
Ⅲ. 自由肉市からシュトレン市への変遷
Ⅳ. クリスマスツリーの由来と魔術的意味
Ⅴ. 魔術的クリスマスマーケットの諸相
第2部:シュトレンとグリューワインで乾杯
語り:メラニー・シェーファーさん(日独協会研修生)
ヘッセン州出身の研修生メラニーさんに、故郷のクリスマスマーケットの風景や幼い頃の思い出、家族との過ごし方などを語っていただきます。
その後は、クリスマス気分たっぷりに、シュトレンとお手製グリューワインを味わいながら、歓談・交流のひとときを楽しみましょう。
歴史と魔術が交差する夜、あなたも時空を超えたクリスマスの旅をしてみませんか?
ご参加お待ちしております。
講師 大畑悟(Satoru Ohata)
ドイツ観光局広報マネージャー。ドラクエ好き、城好きが高じてドイツ・オーストリア史を研究。現在の研究テーマはノイシュヴァンシュタイン城の観光史。歴史主義・ロマン主義建築に関心が強く、中世の城、再建された古城、宮殿、宮廷図書館、中世の城塞都市などを訪れ、Xに投稿。
主要論文「ロマンチック街道の誕生」観光研究26-2(2015)。近刊テオドア・ヒアナイス著、森本智子訳『ルートヴィヒ2世の食卓』(教育評論社、2024年)でルートヴィヒ2世の6つの城のコラムを担当。
Xアカウント:SatoruOHATA (ドイツ幻想風景)
開催概要
日程: 2025年12月19日(金)日本時間 18:30~21:00
会費:(当協会会員・ドイツ語受講生)2,000円 (一般)2,500 円
開催方式:対面
◎◎◎ 要事前予約 ◎◎◎
お申込み方法:
オンラインフォームから必要事項をご記入の上、お申込ください。⇒<オンラインフォーム>
または、件名を「ドイツ語圏文化セミナー175 参加希望」とし、
①お名前(フルネーム・ふりがな) ②メールアドレス ③電話番号 ④会員・ドイツ語受講生/一般の区分
を明記の上、メール にてお申し込みください。
お問い合わせ窓口: (公財)日独協会 E-mail: deutschkurs@jdg.or.jp Tel: 03-5368-2326
※ お申込み後、担当から折り返しメールにて仮受付の連絡をお送りします
※ 会費は事前のお支払いとなります。ご入金を確認できた時点で受付完了となります
※ web.deやgmx.de、hotmail、outlookなどのアドレスをご利用されている場合、
当協会からのメールが届かない事例が頻発しております。なるべく、上記以外のメールアドレスを
ご利用いただくか、事前に『迷惑メール設定』『受信拒否設定』『指定ドメイン受信設定』などの設定
内容を確認し、協会からのメール(ドメイン jdg.or.jp)が受信できる状態にしてください